こんにちは、深海の書斎です。
深淵な宇宙の叡智サビアンシンボルを、深海の書斎が解釈して紡ぐ【深海のサビアン】シリーズ。4本目の今日は、蟹座1度です。少し空いてしまいましたが、7月中に蟹座をアップできそうでホッとしています(笑)。
果たしてどんな物語になるのでしょうか。楽しんでいただけたら幸いです。

魂の願いに気づいてしまった
だから、広大な海に出る
覚悟を決めたんだ
まっさらな布を前に一呼吸
大義名分を大胆に書いて
最後に「♡」を添えた
やりたいことがあるんだ
叶えたいことがあるんだ
とっておきの“魂の願い”を叶えるの
それは
わたしの“居場所”を
見つけること
旗を掲げよう
「わたしはここにいる!」と
広大な海で拳を突き上げるように
旗を掲げよう
この決意に共鳴する仲間と
出逢うために
一緒に楽しもう
果てしなく続く
魂たちの旅路を
一緒に生きよう
この深淵で
神秘に満ちた
美しい地球を
(以上がInstagram掲載分)
BUMP OF CHICKEN さんの「sailing day」という曲があります。
このサビアンシンボルを知ったとき、
Sailing day 舵を取れ
夜明けを待たないで
帆を張った 愚かなドリーマー
という歌詞を真っ先に思い出しました。
「帆を張る」というのは出航を意味しますよね。船出を歌った疾走感溢れる本当にかっこいい曲です。(確か映画版ワンピースの主題歌だったような…)
というわけで本記事は、ぜひ BUMP OF CHICKEN さんの「sailing day」を聴きながらお楽しみください(笑)。
蟹座のテーマも多岐に渡るのですが、わたしの中では強い仲間意識、絆、居場所…といったキーワードがまず浮かんできます。”I” という一人称ではなく、”We” を積極的に使っていくような、そんなイメージでしょうか。
漫画ワンピースや映画パイレーツオブカリビアンのような海賊船では、ルフィやジャックスパロウのような船長に仲間は魅了され、同じに船に乗って航海し、数々の戦いやドラマを繰り広げますよね。
裏切者が出て来たり、現実離れした強敵が現れたりと波乱万丈なのも海賊ものの常で面白いところではありますが(笑)、サビアンシンボル「船に掲げられた旗」は、まさに船がこれから出航する場面を描いたもので、(これまでのサビアンにも出てきましたが)船ということは「海」=「潜在意識」を象徴していますね。
潜在意識の海を泳ぎ個に向き合い、自分を確立した主人公。その中で手に入れたものを使って社会に還元していく。ここでいう「社会」とは、家庭や地域社会もそうですし、国、あるいは地球といった規模までさまざまです。いよいよ”I” 、つまりひとりではなく、”We” 、仲間(共同体)の中で、「掲げた旗」=「自分という個性」をどう生かし、どう生きるか。そんなことを広義の意味で示唆するシンボルです。
共同体の中では、個性を光らせながらも共感性や協調性が問われる場面が多々ありますよね。人を思いやったり、誰かの氣持ちや背景を慮る心がなければ、集団や組織というのは上手く機能してくれなくなります。共同体の中に入っていくことで学び、得られるものが多くある。一人では成し得ないことがこの世の中にはあるのです。そうしてつくられていくものが、そうです、かけがえのない「居場所」になるのです。
自分が目指す世界を記し、掲げた旗。その旗を目掛けて集まった仲間たちと、主人公は果たして、どんな世界をつくるのか。どんな物語を紡ぐのか───。
冒険が始まりそうな、まさに映画のオープニングのワンシーンのような蟹座1度のシンボル。
あなたは誰と、どんな世界を目指したいですか?
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