こんにちは。深海の書斎です。ご覧くださりありがとうございます。
今回は、セッションや鑑定でも取り入れ、現在も学ばせていただいているサビアンシンボルについてとっても簡単にご紹介していこうと思います。初めましての方向けに、ざっくり簡単に記しています。
サビアンシンボルにご興味がある方もそうでない方も、ご一読いただけたら嬉しいです。
サビアンシンボルってなに?
サビアンシンボルとは、占星術で使われる360個の神秘的なキーワードのこと。
太陽・月・水星などの惑星が「どの星座の何度にあるか」を読み解くときに使われる、“度数ごとの象徴的なイメージ”です。
西洋占星術では、天球を360度の円で捉えます。この円を12の星座で均等に分けると、1つの星座は30度ずつの広さになります。すべての星座が「30度ずつ」を担当していて、12星座で360度になる、というわけです。
この12星座1度毎の度数の意味に興味を持っていたマーク・エドモンド・ジョーンズと、靈能力に優れていたエリス・フィラーのチャネリングによって生み出されたのがサビアンシンボルです。
二人の試みにより、この360度すべてに靈的なメッセージとして象徴的なビジョンが与えられました。このチャネリングによりエリス・フィラーがサービア人(古代神聖科学を伝えるカルデア人の流れを持つ古代アルケミストの種族)の意識と繋がって生まれたことから、「サビアンシンボル」と名付けられたそうです。
二人のチャネリングの場面を想像するとちょっとワクワクしてしまいます。エリス・フィラーが見たビジョンってどんなものだったんだろう?エリス・フィラーがおろした言葉を書き留めたマーク・エドモンド・ジョーンズは興奮してたんだろうか?それとも必死すぎてそれどころじゃなかったのかな?などと妄想が止まりません。古代の叡智、宇宙ってすごいな…と感動してしまいます。
このように、生まれ方も神秘的なサビアンシンボル。たとえば、牡羊座1度のサビアンシンボルは「女性が水から上がり、アザラシも上がり彼女を抱く」です。一見すると詩のようで不思議な言葉ですよね。これは、魂の目覚めや生まれ変わりの瞬間を象徴しています。このような神秘的なキーワードで表現されたサビアンシンボルが360種類(12星座×30度分)あるということです。
そして興味深いのは、同じ星座でも度数によって「表す意味」や「魂のテーマ」が変わってくること。 「自分が生まれた瞬間に、太陽などの惑星が何座の何度にあるか」を詳しく見ていくことで、同じ星座でも微妙に違う個性やテーマが浮かび上がってきます。
奥深くて深淵。それがサビアンシンボルなんです。
サビアンシンボルで何がわかるの?
では、サビアンシンボルを使うことでどんなことがわかるのかというと……
- 自分がどんなテーマを持って(選んで)生まれてきたか
- 今世での使命や課題
- 得意な表現方法、才能のヒント
- 無意識のパターンや、魂の進化の方向
などなど、深いレベルの情報を読み解くことができます。
同じ星座であれば、全体的に共通したテーマはもちろんあるのですが、サビアンシンボルが1度にある人と、15度、29度にある人では、感じ方や人生のテーマがまったく違ってきます。
どうやって使うの?
生まれたときの太陽・月・水星・金星・火星などの位置(度数)を調べて、その度数に対応するサビアンシンボルを見ていきます。出生図(ホロスコープ)を無料で作成できるサイトがあるので、まずは自分の太陽星座の度数を調べてみましょう(おすすめのサイトを本記事の最後に掲載しておきますね)。
度数が出たら、1度繰り上げた度数が、あなたのサビアンシンボルです(←超重要!)。
たとえばわたしの太陽星座は蠍座23°22’45″なので、「22’45″」の部分は無視し、蠍座24度となり、蠍座24度のサビアンシンボルは「一人の男の話を聴くために山から降りてきた群衆」となります。
サビアンシンボルは象徴的なキーワードなので、イメージがしづらい部分があるかもしれません。しかし、過去の記事にも書いたように、抽象的なメッセージは自分なりに解釈を施して、自分が納得感を持って肚落ちできるような、自分専用のメッセージに変えていく必要があるとわたしは思っています。
抽象的なメッセージであっても、それは紛れもなく星からのあなたに向けたメッセージ。そしてその メッセージを、この地球で生きるあなたの経験や感覚と照らし合わせることができるのは、あなただけです。調べてイメージを膨らませるのももちろん良いのですが、まずは先入観無しで、自分の中にどんなイメージや感覚が湧くか、内なる声に耳を傾けてみてください。
ぜひ一度、ご自身のサビアンシンボルに触れてみてくださいね。
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