こんにちは。深海の書斎です。
毎回異なるテーマでオラクルカードを一枚引いて、受けたインスピレーションをメッセージにしています。※ガイドブックやオーソドックスな解釈とは異なりますことをご承知おきください。
今日は、“理想と現実に橋を架ける”をテーマにカードを引きました。
理想に向かうとき、現実の中で何を整えればいいのか?
そんな問いかけを持って、一枚引きをしてみました。
そんな今日の一枚はこちら。
【WISDOM of the ORACLE】39:NEW LIFE
温めてきた卵が孵り、眠っていた命が目を覚まし、生まれる。
あなたの中で温めてきたアイデアが、今まさに卵から孵ろうとしています。
あなたが大切にしてきたそのアイデアは、理想と現実に橋を架けるアイデアです。
アイデアを実行するのは怖いですか?
「まだこんなんじゃダメだ」と思っていませんか?
まだ雛が十分に育っていない時には、卵にひびが入るのを恐れます。
そうであるのは自然なことで、注意深く卵を守る必要があります。
しかし、今はその段階ではありません。
十分にあなたのアイデアは育ったのです。
勇気を持って殻を破っていく時が来ました。
あなたが ”理想と現実に橋を架ける” ために、今必要なものを一つお教えしましょう。
それは、自信です。
自らを信じることができる人は、アイデアをただの空想で終わらせることはしません。
あなたが自分を愛し、信じることができるなら、あなたはあなたを理想の世界へと導いていける。
あなたの中にそのアイデアが生まれたのは、「あなたならそれを実行できる」とあなた自身が知っているからです。
自分を信じ、勇気を持って、現実に変化を与えましょう。
そうして始まる新しい生活を、少しずつ整えていきましょう。
一息にすべて変えようとしなくていいのです。
まず第一歩を踏み出すことが、理想と現実に橋を架けるのです。
今あなたの中にある、殻を破って生まれようとしているものは、何ですか?
踏み出したい一歩は、ありますか?
(以上がInstagram掲載分)
わたしがなぜこのテーマを選んだのかというと、今まさに、わたし自身が人生のあらゆる意味合いにおいて、分岐点にいると感じているからです。
その中で、理想と現実の乖離に氣づき、どうしたら理想が理想のまま終わらないのか、少しでも近づけるのかを、ずっと考え続けてきました。
実はこの発信がまさにそうで、ドキドキしながら「えいやー!!」で始めてみたので、正直このカードにかなりドキッとしています。
占いに分類されるもの全般がそうですが、どうしてもアドバイスや解説、鑑定は抽象的になりがちで、個々人の生活レベルに落とし込むには余程の忍耐がないとなかなか難しいものです。Instagramに掲載した文章も、(わたしが書いたものではありますが)抽象的で、解像度をもう少し上げる必要があります。その解像度を上げる作業を、こちらのブログで試みていこうと思います。
話を戻します。今回のテーマは”理想と現実に橋を架ける”でした。
理想と現実というのは、往々にして乖離していることが多いのではないかと思います。「憧れの生活があるけれど経済的に難しい」とか「理想の恋人に出会いたいけれど出会いの場がない」とか。どれくらい乖離しているかは別として、「今の自分からは想像もできない」ような距離を感じることもあります。
そんな、遠くに感じている理想と現実に橋を架けるには、当たり前に思われるかもしれませんが理想に向かうアイデアが必要不可欠です。
わたしが思うに、ただ夢見ているだけの時にはアイデアは生まれません。少しでも「理想に向かいたい」という心があり、具体的な行動を取ろうとするから、自ずとアイデアは生まれるものだと思うのです。アイデアは、直感的に閃く場合もありますし、頭の中でうんと考えてロジカルに組み立てられていく場合もあります。どちらにせよ、アイデアが自分の中で生まれるのは、自分が少しでもその理想に近づきたい、叶えたいと思っている証拠なのです。
そして最も重要なことは、「あなたならそれを実行できる」とあなた自身が知っているということです。 真の「自信」とは、これを知っていることにあるのです。
そのアイデア自体が、実行してみて上手くいこうがそうでなかろうが、関係ありません。生まれたアイデアを持ってまず一歩を踏み出す。実際にやってみるとまた、「もっとこうしたらどうかな」と、別のアイデアが生まれてくる。どんなに小さな一歩でも良いのです。行動さえしていれば、すぐにはわからなくても何かしら少しずつ現実は変化していき、いつの間にか理想に橋が架けられていくのです。
わたしも、このブログを開設する際のアイデアに、最初は尻込みしました。
こんなの誰が読むんだろうと、自分を疑っていました。
でも、わたしはこれまでの人生であらゆる経験をしてきて、「言葉を紡いで生きていくこと」「伝えたいことを伝えたい形で伝えられること」が魂の喜びであると知り、魂に従って生きると決めてしまったので、この一歩を踏み出すに至りました。
理想を現実にしていくためには、「客観的に現実を視る力」がとても重要であり必要だと思います。何もせず氣分良く過ごしているだけで現実は変わりません。それが必要な段階の人もいますが、理想と現実に確実に橋を架けるなら、現実をきちんと客観的に観測し、感情を抜きにして把握できる力は必要です。それは、この社会で生きていくために必要なあらゆる要素───経済面、社会的な立場、一日24時間という縛り等々、各々を取り巻くものたち───を、一つひとつ丁寧に精査していく作業ともいえます。
現在地を無視して理想に橋を架けることはできません。スピリチュアルだけに偏って現実のあらゆる場面で破綻していては意味がありません。いわゆるスピリチュアルは宇宙の高尚な叡智ですが、人間として現代のこの地球に生きるわたしたちをサポートするものでなくては意味を成しません。
”理想と現実に橋を架ける” とは、簡単なことではないのかもしれませんが、現実を客観視し、少しずつ生活をシフトしていく中で生まれたアイデアを実行していくことは、あなたには難しくはないはずです。
殻を破って生まれようとしている”何か”があるなら、稚拙でも、未熟でも、勇氣を持って実行してみてください。
わたしがこのブログを、始めたように。
「あなたならそれを実行できる」とあなた自身が知っています。
踏み出したい一歩は、ありますか?
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